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2024.08.01
産婦人科
産科オープン・セミオープンシステムのご案内
産科オープン・セミオープンシステムとは、病院の設備とスタッフを地域の診療所の医師に開放(オープン)して、共同で病院を利用するシステムです。 このシステムでは妊婦健診は近くの診療所で受け、分娩は病院や周産期センターで行うことにより、分娩の安全性と妊産婦さんの利便性を保ちながら、 それぞれの医療機関の特性を生かした役割分担が可能となります。
平成15年12月「厚生労働大臣医療事故対策緊急アピール」で医療安全対策の新しい取組みとして提案され平成17年度から3年間、東京都の委託事業として「産科オープン病院モデル事業」が行われていました。 現在では年間分娩件数のおよそ2割が産科オープン・セミオープンシステム利用となっております。
愛育病院は、東京都から総合周産期母子医療センターに指定されており、産科緊急手術やハイリスク妊娠・分娩、早産による低体重児(未熟児)の管理、 出生後の新生児外科手術などに産婦人科・新生児科・小児外科の医師が対応しています。妊娠中・産後も必要があれば愛育病院に受診できるので安心です。
オープンシステムの登録診療所の場合、愛育病院での分娩に登録診療所医師に立ち会ってもらうことができます。
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■オープンシステム・セミオープンシステムの違い
【オープンシステム】
妊婦健診は登録診療所を受診、陣痛が始まるまで診療所を受診します。分娩の際は愛育病院に入院し、登録診療所医師が愛育病院に来て分娩を扱います。
【セミオープンシステム】
妊婦健診は登録診療所を受診、妊娠34~36週以降は愛育病院を受診します。分娩の際は愛育病院に入院し、愛育病院の医師が分娩を扱います。
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